2012年コンサートレビュー

1/9(祝)   名古屋二期会ニューイヤーオペラコンサートNo.25(司会)
 
                   <17:30 愛知県芸術劇場コンサートホール>
 
   ・・・終了 名古屋二期会は私が30才になる前に所属していた団体ですが、
         昨年のゴールデンコンサート監修といい、このところ縁があります。
         今回は司会でした。
         コンサートホールはとても残響が長く、とてもゆっくり話さないと聞き取れない難しい場所です。
         ゆっくり話すとテンションを上げるのが難しいのですが、なんとかやり終えて、評判もいいようでした。
         嬉しい限りでした。
 
1/15(日)  セントラル愛知交響楽団 第2回四日市定期演奏会
         ニューイヤーコンサート
         乾杯の歌 メリー・ウィドウ(登場の歌・七重唱行進曲・ときめく心・フィナーレ) 
 
                   <14:00 四日市市文化会館第1ホール>
 
   ・・・終了 四日市も馬場浩子さんのおかげで、とても縁のある場所になりました。
         楽しいコンサートにしたいと、少しお芝居も入れながらメリー・ウィドウの話しを進めていくという
         ことにしたのですが、最初のセリフをとてもたくさん噛んでしまいました。
         声はまずまずで、オーケストラで歌うのは久しぶりだったので、とても気持ちよく嬉しい舞台でした。
 
1/29(日)  i cantanti(門下) 第5回重唱勉強会 

         フィガロの結婚から
            No.5 ケンカの2重唱 No.17この胸焦がす恋の悩みに フィガロ No.21 手紙の2重唱
         コジ・ファン・トゥッテから
            No.4 妹よちょっと No.20 どちらかといえば 
         ドン・ジョヴァンニから
            No.15 ためらう心
         バラの騎士から
            三幕 なんということでしょう 
        
         演技付き
          コジ・ファン・トゥッテから  No.29 今から参ります                   
          ドン・ジョヴァンニから    No.2まぁなんというお姿で No.7 お手をどうぞ
          マルタから          No.2 まあ レディ
          カルメンから         No.7 懐かしい母
          愛の妙薬から         ララララ
 
                   <15:00 にしび創造センター ドレミホール>
 
   ・・・終了 リハーサルの時には、この企画はやめた方がよかったかなと思ったのですが、本番は、みなさんよく歌われて、
         お客さまも喜ばれたようで、逆にやってよかったと思いました。
         門下の皆さんが回を重ねるごとに上手くなられるのがとても嬉しいです。 
 
 
2/24(金)  名古屋市高年大学 大108回講座
         シューマン愛の歌(最愛の妻クララ)
 
           君は花のよう はすの花 献呈 二重唱(ダンスの歌 彼と彼女 君を想う 子守唄)
 
                   <10:00 伏見ライフプラザ>
 
   ・・・終了 800名ほどの高齢の元気な方々が一生懸命聴いて下さいました。
         シューマンの講座は3回目となりますが、時間の配分を上手く考えることができるようになり、
         ぴったりの時間で無事終了できました。
         このところ、喉の調子が整わなかったのですが、朝早くにも関わらず、とても調子よく歌えました。
 
3/4(日)   安城音楽協会19回定期演奏会(演出)
 
                   <14:00 安城市文化センター マツバホール>
 
   ・・・終了 クラシック音楽会の演出を頼まれたのですが、やはり行うにはいろいろと限界があると感じました。結局台本を書いて
         司会を務めることになったのですが、いろいろと思い通りにいかない演奏会となりました。
 
3/9(金)   中部レンダースコンサート
          Amarili  Vittoria mio core Ombra mai fu  Caro mio ben
          男と女の物語 Part3
 
                   <18:30 LCビルホール>

   ・・・終了 今回はイタリア古典歌曲と、思い切って男と女の物語を上演しました。幕もなく、照明もない中で、とてもお客さまに
         楽しんでいただけました。やってよかったと思いました。声も調子よくて気持ちの良い本番でした。
 
3/17(土)  昭和区休日急病診療所立替新築完成記念祝賀会
          オー・ソレ・ミオ 乾杯の歌 メリーウィドウワルツ

                   <18:00 東急ホテル>
 
   ・・・終了 東急ホテルでの本番で、昭和区のお医者さんが300人集まりました。乾杯の後でしたが、さすがにお医者様たち、
         とても静かに聴いてくださいました。歌も調子よく、家内と一緒に楽しく歌えました。
 
4/21(土)  東海高校父母懇創立30周年記念
         イデアーレの指揮
          ありがとう 瑠璃色の地球

                   <18:00 東急ホテル>

   ・・・終了 300名の集まる大きなパーティでした。昼に通例の練習をして、そのまま、このホテルに来て、本番を迎えました。
         メンバーは大きな舞台にも関わらず、物怖じせずにしっかりいつもの実力が出せました。パーティの一番最初に演奏
         させてもらったのですが、硬くなりがちな雰囲気が柔らかく、優しくなったと大変評判でした。
 
5/6(日)   東海高校父母懇総会
         イデアーレの指揮
          ありがとう 瑠璃色の地球

                   <13:00 東海高校講堂>

   ・・・終了 今日は、事前のリハーサルができなかったので、舞台ではぶっつけ本番だったのですが、先日本番をこなした自信が
         あったからか、とてもしっかり歌えました。この行事が終わると、いよいよ次の演奏会へ向けての練習が始まります。
    
5/19(土)  ロータリー全国合唱祭
         オオスシンガーズの指揮
          昴 闘牛士の歌
                   <13:00 横浜みなとみらい 大ホール>
 
   ・・・終了 昨年は東日本大震災の影響で中止になった合唱祭が2年ぶりに開かれました。横浜みなとみらいホールはとても美しい
         ホールでした。本番前最後の練習日にやっとメンバー全員が揃って歌うことができましたが、今回もみなさんとても
         高いテンションで歌うことができました。今回も「昴」は男声合唱の美しさを表現できたと思いますし、
         「闘牛士の歌」は楽しい振り付けで期待に満ちた会場を沸かせることができました。来年は神戸です。
 
5/24(木)  名古屋地区ロータリークラブ合唱団連合会
           東日本大震災チャリティーコンサート2012
          オオスシンガーズ指揮 
           大須ロータリーソング 昴 女・女・女
           ああ愛する人の 落葉松(ソロ)

                   <18:00 中京大学文化市民会館プルニエホール>
 
   ・・・終了 昨年から始まったチャリティコンサートです。7団体が持ち味を活かして歌いました。オオスシンガーズは、
         相変わらす高いテンションでしっかり歌うことでき、女・女・女も楽しく振りを交えて歌えまし。
         会場もよく沸いて嬉しく思いました。
         2部で私は独唱をしましたが、とても気持ちを込めて、たっぷり歌えました。嬉しい本番でした。
 
5/27(日)  刈谷混声合唱団演奏会
          メリー・ウィドウ (演出)

                    <14:00  刈谷総合文化センター>
 
   ・・・終了 随分前にメリーウィドウを、混声合唱だけで行いたいので演出をして欲しいと依頼を受けました。
         ソリストを使わず、合唱だけでどうやればできるかなといろいろ考えて、全員が女性になったり
         男性になったりしながら演技や踊りを交えて行うことにしました。
         刈谷混声の皆さんは、私の振り付けを実に頑張って覚えて下さり、次の練習に行く時には前の振りを
         ほとんどこなしてくださっている状態だったので、とてもやりやすく楽しくできました。
         衣裳をどうしたものかと思いましたが、団員の方が全員衣装屋さんから、19世紀のドレスや燕尾服を
         借りてくださったので、照明と相まって、とても華やかな雰囲気が醸し出され、
         評判の良い舞台になったようで、とても嬉しく思いました。
 
7/21(土)  i cantanti 第14回発表会
  22(日) 
     21日
       高藤政徳/矢田愛美/石丸光子/杉園 浩/河田由美子/鈴木博子/浅田龍之介/佐野久美子/
       田浦美輪/森 翔吾/杉村真理子/池田ゆり/可児修司/川端 薫/本多信明/木村桂子/
        ピアノ 福永真弓 白木登志子
 
     22日
       臼井美紗/吉田尚子/中村武靖/馬場由里子/飯沼 緑/吉田志門/古川仁和子/
       二村 真/堀山淳子/山本治樹/鈴木明子/井原妙子/久米健司/
        ピアノ 岡戸弘美  宇都世那
 
      こうもり抜粋(演奏会形式・原語)
 
       野村桂子/飯沼緑/矢田愛美/小久保光代/堀山淳子/川端薫/古川仁和子/井原妙子/
       山本治樹/久米健司/可児修司/本多信明/小林洋/
        ピアノ 小栗多香子

                  <14:00 中川文化小劇場>
 
   ・・・終了 14回目になる発表会。始めに出演した人がほとんど出演しませんでした。
         顔ぶれが随分変わったなと思います。
         若い人も増えてフレッシュ感もありました。
         本番を終えてみると、やはり、皆さん本番に強く、歌に説得力が増します。
         去年から始めたオペラ抜粋も、今年は「こうもり」に取り組みましたが、
         やはりドイツ語の壁が大きくのしかかりました。
         しかし、みなさん懸命に練習して下さり、充実した上演になったと思います。
         皆さんの実力も毎年高まり、今後も楽しみです。
 
8/29(水) 藤村記一郎氏、還暦祝いパーティ
         ふるさとの四季(2重唱)、ほうすけのひよこ、オーソレミオ
 
                  <藤村邸 13:00 16:00>
 
   ・・・終了 知人の新築のお家で20名ほどのお友達を招いたホームコンサートでした。気持ちよく響く部屋で、こちらも大変
         気持ちよく歌うことができました。声の調子も良くて、お客さまにも藤村さんご夫婦にも大講評で、満足度の高い
         本番でした。
 
10/26(金) 名古屋市立田光中学校合唱コンクール
          千の風になって、オーソレミオ
 
                   <アートピアホール 12:30>
 
   ・・・終了 合唱コンクールの審査と抱き合わせでした。合唱コンクールの方は、どのクラスもしっかりと歌えていた印象でした。
         歌はまずまずで、生徒さんも保護者の方々もよく聴いてくれました。久々のアートピアでの本番でしたが、来年、
         ここで、こうもりを演じるんだなと思いながら、気持ちよく歌えました。
 
11/18(日) 敬専寺演奏会
          荒城の月 落葉松 ちんちん千鳥 鞠と殿様 君住む街 マイウェイ 花は咲く 瑠璃色の地球   
 
                   <刈谷市 敬専寺 14:00>
 
   ・・・終了 お天気もよくて、今年もたくさんの方が聴きに来て下さいました。喉の調子もよく、とても気持ちよく歌えました。
         お客さまも大変喜んで下さったようです。慣れているアンコール曲で、言葉が出てこなくて、止まってしまったのに、
         ビックリしました。温かいお客さまで助かりました。
 
11/21(水) 大須ロータリークラブ ハワイ奉仕活動
   23(金) オオスシンガーズの指揮と独唱
          故郷の四季 川の流れのように 昴 浜辺の歌 椰子の実 待ちぼうけ 荒城の月
 
                   <21日 ホノルル さくらハウス  23日 ヒロ 老人養護施設>
 
   ・・・終了 ハワイでのオオースシンガーズ公演でした。日系の高齢者の方々の前で歌いました。ホノルルはとてもいい響きの
         会場で気持ちよく、合唱も私も歌いました。ハワイ島のヒロでは、余り時間がなかったので、予定の歌が全部歌えない
         などの、アクシデントもありましたが、なんとか、このハワイ公演は無事に終了し、ホッとしました。
 
12/9(日)  多治見オースタッドホテルコンサート
          この道 待ちぼうけ からたちの花 千の風になって 鞠と殿様 
          天使のパン ホワイトクリスマス マイ・ウェイ 君住む街 瑠璃色の地球 花は咲く
           
                   <14:00 多治見オースタッドホテル> 
 
   ・・・終了 ホテルの宴会場での、クリスマスコンサートでした。メゾソプラノの古田真寿美さんとのコンサート。
         70名強のお客さまが来られて、楽しいコンサートになりました。声の調子も良く、順調に進みました。
         終了後、ホテルの担当者に、ビックリするほど上手いですね。と言われました。素直に嬉しかったです。
         今年の歌い納めは、上々だったと思います。
 
 
今年を振り返って・・・
    昨年後半から、喉の調子を崩して、そろそろ終わりかなとも思ったのですが、今年になって、なんとか持ち直し、
    全てのコンサートをなんとか歌い終えることができました。これからも歌って行けそうな感じになってきたので、
    そのことが一番嬉しかったです。今年印象に残ったのは、娘の結婚披露宴でマイ・ウェイを歌いお客さまの涙を
    誘ったことです。最後のコンサートもこの歌で締めくくれました。演出もいくつか行い、演奏会もそこそこあって、
    まずまず充実した年でした。夏には日本歌曲を40曲ほど録音し、YouTubeにアップできました。DVDも作り、
    多くの方に差し上げました。門下の発表会では、今年も重唱勉強会で演技付きができましたし、夏は「こうもり」
    を取り上げ、ドイツ語にも関わらず、みなさん大変頑張って歌ってくださって、いいものになりました。
    名古屋二期会の主役に客演で出演したり、コンクールでいい成績を残すなど、活躍も目立ちました。
    特筆すべきは、若いオペラ歌手を対象に、オペラの演技を学ぶ i opera というオペラ研修会を立ち上げたことです。
    第一、第二クールを若い人たちとオペラ作りに汗を流しました。オペラを根付かせるための地道な活動ですが、
    今後も続けて行けたらと思っています。
    私は、夏に受けた「こうもり」のオーディションに合格したのも特筆に値する大変嬉しいことでした。
    来年は、久しぶりにオペラ三昧で、6つのオペラに出演することになりました。体力が心配ですが、好きなことなので、
    頑張りたいと思います。


タイトルとURLをコピーしました