2008年コンサートレビュー

1/13(日)  パティオ・ニューイヤーコンサート ~フランス音楽への誘い~
          サンサーンス「レクイエム」ソロ
          カルメンより「花の歌」   松尾洋子指揮 セントラル愛知交響楽団
 
                            <15:00 知立市文化会館 かきつばたホール>
 
   ・・・終了 今年最初の演奏会でした。
         自分にとって結構大きな曲だったので、コンディションにも気をつけてきたつもりでしたが、
         本番直前までどうも調子が出ませんでした。しかし、本番は最悪の結果にはならずに済んだとホッとしました。
         一緒に歌ったバリトンの岡本茂朗さんの、歌に対する真摯な態度に、このところの自分の姿勢を反省し、見直すことが
         できると思いました。そして今年は、高い響きを意識した声で、軽く歌うことを心がけようと思いました。
         サンサーンスのレクイエムは、とても美しい曲で、この素晴らしいホールで、こんな美しい曲を歌えるのは幸せだと
         思いました。今年の最初に自分自身にはとても十分ではありませんでしたが、良い演奏会だったと思いました。
 
 
1/22(火)  タイホーグループ新年会 
          ふるさとの四季
                        谷上節子(S)
                            <18:30 全日空グランコート名古屋ホテル>
 
   ・・・終了 昨年に引き続いて歌わせていただきました。パーティーの最後は大体ざわざわするものですが、親しみやすい曲という
         こともあってか、みなさん静かに聞いてくださいました。コンディションに気を遣わなくても良い曲だったので、
         楽しく楽な気持ちで歌うことができました。お客様も喜んでくださいました。
         
 
1/27(日)  i cantanti 第1回重唱勉強会
 
                            <15:00 スタジオ あい>
 
   ・・・終了 18組が出演し、41名が歌いました。重唱は協調の中にも個性の発揮を求められるので、難しいですが、楽しくやり
         甲斐を発見しやすいジャンルだと思います。私自身も重唱は大好きです。今回は、日本の重唱、バロックの重唱、ドイツ
         の重唱、そしてオペラの重唱などを取り上げました。
         みなさん大変よく歌われて、聞いていてとても楽しく思いました。
         門下になって間がない方たちもよく頑張って、いい歌を歌って下さったと思います。もちろん実力を持った方たちで、
         大変充実した歌にはブラボーが飛び交いました。来年以降も重唱勉強会は続けていきたいと思いました。
 
2/17(日)  長久手センチュリーコーラス 
 
          シューベルト ミサ曲 第2番 ト長調 ソロ  指揮 田辺正彦 S 松波千津子 Br 林 剛一
 
                            <14:00 長久手文化の家 森のホール>
 
   ・・・終了 久しぶりに声の調子も良く歌えました。田辺さんの指揮は堅実で、清楚な、しかし情熱を秘めたシューベルトだったと
         思います。妥協しない姿勢も素晴らしいと思いました。松波さん、林さんとは久しぶりでしたが、楽しくやれました。
         最近調子よく歌えなかっただけに、嬉しい本番でした。
 
2/27(水)  中部レンダースサロンコンサート
 
          ふるさとの四季 詩人の恋(全曲) S 井原妙子
 
   ・・・終了 前の週に風邪の熱で寝込んでしまったので、歌えるかとても心配でした。咳は出るのですが、このところゆっくり休む
         ことができたお陰か、声帯は異常がないようで、大変調子よく気持ちよく歌うことができました。
         昨年秋から続いていた不調が嘘のようでした。奇跡的にうまくいったと思いました。お陰で、このところなくしていた
         自信を取り戻せるように思いました。 
 
                            <18:30 中部レンダースホール>  
 
2/28(木) ドイツのうたとやさしいお話
          菩提樹 郵便馬車 からす 野ばら 羊飼いの嘆きの歌 魔王 子ギツネ かすみかくもか 夜汽車 等
 
   ・・・終了 連日の本番でした。この日の方が全日より体調が悪かったのですが、声は大変調子よくでました。
         東京芸大の博士課程でドイツの民謡を研究している安田淳子さんが、マイスター制度やゲーテについてなど、
         分かり易く解説をされ、その解説された歌を歌っていく、レクチャーコンサートのような形式でしたが、
         満員の100名ほどのお客様も、大変興味深く聞いて下さり、とてもうまくいったなと思います。
         ゲーテがお気に入りであったツェルターの「魔王」や、ブラームスの「野ばら」など、珍しい曲を、
         シューベルトのと比較して歌うことができ、大変興味深いものでした。
 
                            <14:00 半田市福祉会館 第3練習室> 
 
3/5(水)  名古屋芸術大学大学院 音楽研究科 第10回終了演奏会
          ドン・ジョヴァンニの2重唱  S倉本亜紗
 
   ・・・終了 風邪が治りきれないまま、咳が残った状態での本番でしたが、本番のステージでは咳もなんとか我慢できて、調子よく
         歌うことができました。しらかわホールはとてもいい響きがするので、大変気持ちよかったです。
 
                            <18:30 しらわかホール>
 
3/6(木)  名古屋芸術大学大学院 音楽研究科 第10回終了演奏会
          愛の妙薬の2重唱  S稲葉梨恵
 
   ・・・終了 昨日に続き、咳が残っていました。きっと本番のステージでは出ないだろうと、
         今までの経験上そう考えていたのですが、少し痰が絡んでしまい、びっくりしました。
         ちょっと慌てましたが、なんとか自分を取り戻すことができ、ひどいことにならずにホッとしました。
 
                            <18:30 しらかわホール>
 
3/22(土) 聖霊短期大学同窓会
          落葉松
 
   ・・・終了 女性合唱団イデアーレの指揮の後、歌ったのですが、とても調子よく歌えました。
         あとで団員一人から怖かったと言われ、女性合唱で歌うことのこの歌を、割に深い悲しみとしてとらえ、
         とても男っぽく歌ったので、そう思われたのかなと思いました。
 
                            <11:30 東京第一ホテル>
 
4/19(土) 退官記念パーティー
          乾杯の歌 からたちの花 朝の歌 オーソレミオ
                            <18:00 名古屋マリオットアソシアホテル>
 
   ・・・終了 某大学の某教授の退官記念パーティで家内と歌いました。100名以上のお客様がとても静かに聴いてくださって、
         大変気持ちよく歌うことができました。
         昨年以来の不調を吹き飛ばすようないい調子で、しっかりカムバックできたような
         気持ちにさせる演奏ができたと思います。これから、また、頑張っていきたいと思いました。
 
 
5/25(日)  岡崎市民合唱団第26回定期演奏会
 
          ベートーヴェン ミサ曲 ハ長調 ソロ
                            <14:00 アイプラザ岡崎大ホール>
 
   ・・・終了 創立30周年記念の演奏会でした。この合唱団は第1回演奏会からご縁があって、
         打ち上げの席で14回歌わせて頂いたと言われ、随分お世話になったなと思いました。
         毎年宗教曲のソロをさせていただいたので、随分たくさんの種類のミサを勉強させていただきました。
         これからもご縁があるといいと思いました。
         歌の方は声も大変調子よく、気持ちよく歌えました。終了後たくさんのコーラスの方やオーケストラの方からお褒めの
         言葉をいただき、とても嬉しく思いました。今年は本番前になるべく喉を休めようとしている効果が表れているのでは
         と思います。 
 
6/7(土)   第14回全日本ロータリークラブ親睦合唱祭
         「オオスシンガーズ」指揮
          あの鐘を鳴らすのはあなた  女・女・女(メリー・ウィドウより) 
          
                           <13:00 松江>   
 
 
2008年後半
 
7/21(祝)  i cantanti 第10回発表会
 
         第一部 
          高橋智恵・河田由美子・伊澤昌宏・則竹尚子・降幡弘人・佐野久美子・堀山淳子
          鈴木博子・吉田尚子・中村武靖・飯沼 緑・山本治樹・馬場由里子・吉田志門
            
         第二部
          佐久間俊祐・田浦美輪・山森孝彦・小久保光代・小林 洋・松本たけし・橋本 慧
          丹羽鍵次・井原妙子・鬼頭茂成・川端 薫・久米健司・坂本 肇
            
                            <一部12:00 二部16:00 中川文化小劇場>
 
 
7/25(金) バラの騎士(演奏会形式)演出・お話・ファーニナル役
                    
                            <19:00 ザ・コンサートホール>
 
   ・・・終了 若い声楽家達が、難しい演目に挑戦した意欲的な演奏会でした。最初にお話をいただいたときには、
         はたしてできるかなと思いましたが、彼らの頑張りで、なんとか無事終えることができました。
         2台のピアノでの演奏会形式だったので、
         たくさんは動けませんでしたが、アクティングエリアを切って少し演技もしてもらいました。
         ドイツ語上演だったので、字幕を設置し、ジョーゼットの幕で雰囲気もできました。
         音楽的にはまだまだ未熟な点もあったと思いますが、大変よく歌い、お客様もたくさん入ってくださって、
         成功した舞台になったと思います。
         
 
8/9(土)   菰野町平和祈念トーク&コンサート
           戦争を知らない子供達・花はどこへ行った・青い目の人形・異国の丘・精霊流し・
           涙そうそう・島唄・長崎の鐘・ふるさと
 
                             <13:30 菰野町町民ホール>
 
   ・・・終了 今年は戦後63年にあたります。この日はちょうど長崎の原爆の日でした。無料コンサートでしたが、
         戦争体験者のお話や「青い目の人形」のお話もあり、多くの方々が聞きに来てくださいました。
         平和に関する歌をたくさん歌いました。
         「精霊流し」をギターの弾き語りで歌って、喜ばれました。
 
9/4(木)   井原さんちのコンサートVol.7
          第一部
           クロエに寄す                    モーツァルト
           アデライーデ                    ベートーヴェン
           春の信仰・鱒・笑いと涙               シューベルト
           献呈・君は花のよう・ミルテとバラを持って      シューマン
           いかがですか、私の女王様・日曜日・メロディのように ブラームス
          第二部
           電話     S井原妙子 P岡戸弘美
                               <19:00 名東文化小劇場>
 
   ・・・終了 このシリーズを7回も続けられることにとても幸せを感じます。いつかやろうと思っていた、
         何人かの作曲家のドイツリートを歌うことができました。
         昨年の反省を踏まえ、前日はなるべく休むようにしているので、オペラのリハーサルのあとの歌曲でも、
         なんとか喉がくたびれずに歌うことができました。無料招待コンサートなので、お客様の数がなかなか
         読めないのですが、たくさん入ってくださって、とても嬉しく思いました。
         一部のリートも温かい拍手をたくさん頂戴しましたし、2部の「電話」は、たくさん笑っていただき、
         大変喜んでいただけたようで嬉しい限りです。家内も調子よく歌い、満足げでした。
         来年は9月3日(木)にVol.8を行う予定です。どうぞ、聞きにきてくださいませ。
 
 
9/20(土)  第15回チャリティコンサート
           海辺の恋(杉村好章作曲)
                            <16:00 ザ・コンサートホール>
 
   ・・・終了 今回はスケジュールが合って、久しぶりにこのチャリティコンサートに出演しました。
         23名もの名古屋の声楽家が、先般中国で起きた、四川省の大地震復興のお役に立てるようにと、
         個性豊かな演奏を繰り広げ、大変楽しい演奏会になったと思います。
         私は、地元名古屋の杉村好章さんの曲を歌わせていただきました。
         佐藤春夫の大人の恋の物語の詩を、大変ロマンチックな曲に仕上げられていて、
         歌っていてもとても気持ちのいいものでした。次回の井原さんちのコンサートにも是非歌わせて頂きたいと
         思いました。今回のコンサートで100万円の義捐金が送られました。
         四川省の地元では、1600万円ぐらいの価値のあるものだそうで、
         出演者一同、少しでもお役に立てたことを喜びあいました。
         
 
9/26(金)  カフェコンサート
           ふるさとの四季
           ほうすけのひよこ
                            <20:00 レストラン ガンガ>
 
   ・・・終了 小さいインド料理のレストランで、作曲家の藤村記一郎さんが催している、歌声喫茶のゲストとして
         15名ほどのお客様の前で歌わせていただきました。
         皆さん歌好きの方ばかりでしたので、大変興味深く聞いてくださいました。
         ふるさとの四季は家内との2重唱だったのですが、とても良い雰囲気で歌えたと思いま。
         声も調子よかったので、続くほうすけのひよこもいい気持ちで歌っていたのですが、
         途中2回も歌詞を忘れてしまいました。こんなことはなかったので、大変ショックでした。
         にも関わらず、お客様は大変喜んでくださったので、ホッとしました。気をつけなければと思いました。
 
9/28(日)  リゴレット勉強会
           女心の歌
           からたちの花
                            <11:30 豊田市コンサートホール 小ホール>
 
   ・・・終了 豊田市コンサートホールで毎年行われている、バーデン歌劇場の今年の演目は「リゴレット」です。
         そのチケットを購入された方が、コンサートホールが主催するそのオペラの勉強会に無料で参加することが
         できるシステムになっているようで、今日は60名の方が、指揮者の新通英洋さんのレクチャーを受けられました。
         そのゲストとして歌わせていただきました。
         女心の歌は歌えないと申し上げたのですが、調を低くしてもいいよと言って頂いたので、初めてこの曲を歌いました。
         午前の本番は大変気を遣うのですが、幸い調子よく、暗譜も間違わずに歌え、
         お客様も主催者もとても喜んで下さいました。
         このところ、昨年の苦い経験から、前日になるべく仕事を入れないようにして声を休めているのが
         功を奏しているようで、この調子でこの秋を乗り越えたいと思っています。  
        
 
10/19(日) 豊田オペラグルッポ公演
          「コシ・ファン・トゥッテ」(モーツァルト)演出・指揮
                            <14:00 豊田市コンサートホール>
 
   ・・・終了 モーツァルトの作品なので、アンサンブルの難しい箇所だけ指揮をしようと思っていたのですが、
         大変よく響くホールなので、指揮がなくてはタイミングが難しく、結局、全曲指揮をすることになりました。
         もちろんオペラ指揮者は初めての経験でした。
         いつもは舞台から指揮者を見るだけなのですが、舞台を見上げて指揮をしていると、
         オーケストラ(今回はピアノ一台)と、歌い手の両方を指揮する苦労と大変さを感じました。
         でも、やり終えた充実感も強く感じました。
         今回の公演は、本編に出演しないメンバーをどのような形で出演してもらうかという課題があったのですが、
         結局、オペラの本編に劇中劇のように、組み込むということを試してみました。
         フィオルディリージとドラベッラの家の使用人が、男女2組のカップルとして登場して、
         フィガロの結婚のアリアや重唱を替え歌にして演じるというものでした。
         うまく組み込めたので、これも「コシ・ファン・トゥッテ」の作品と思われた方も多かったようです。
         たくさんのお客様に来ていただき、出演の若者達もよく歌い、情熱的に演技をしてくれました。
         前述のようによく響くホールなので、言葉(日本語上演)が聞こえるか心配だったのですが、
         注意深く練習した甲斐もあって、客席でもよく分かったようで、嬉しく思いました。
         また、客席もよく沸いて、大成功を収めることができたと思います。
         この団体の前代表であった鈴木公子さんが今年亡くなられて、その追悼公演の意味もありましたが、
         オペラの最後の音が切れたときに、彼女も喜んでくれているだろうと思って、涙が出そうになりました。
         いいお供養にもなったと思います。
         
10/25(土) 馬場浩子アートライフシリーズVol.3
   26(日)  ショートオペラ「男と女の物語Part.3」
          ああ、愚かな世の中・いとしい女から遠く離れて・眠っているのか、美しい女よ・
          おお、限りなく美しい髪・踊れ踊れ(イタリア歌曲)
          踊りの歌・彼と彼女・君を想う・子守歌(シューマン) 
                             <25日18:30 26日14:30 四日市 ムーシケ>
 
   ・・・終了 四日市文化会館の隣の第一楽器の4階にある「ムーシケ」というホールは230席の大変響きのいいホールです。
         馬場浩子さんは三重県文化賞を受賞され、現在ちょうど大変アブラがのっている三重県屈指のソプラノ歌手で、
         ここ数年、よくご一緒させていただいています。
         今回も声をかけていただき、前半は一人ずつのイタリア歌曲とシューマンの二重唱を歌いました。
         どれもまずまず歌えたと思うのですが、シューマンの独特の和声が、歌っていても面白いと思いました。
         そして、今回も「男と女の物語Part.3」を上演することができました。今回は熟年夫婦の物語です。
         宝くじが当たって、そのせいで夫婦の仲に亀裂が走り、別れて暮らすようになるのですが、
         久しぶりに再会してお互いの愛が 戻るというような筋になっています。
         「闘牛士の歌」、スカルラッティの「すみれ」、セヴィリアの理髪師の2重唱「お金の歌」、
         などなどお馴染みの歌をすべて替え歌にして物語を進めていくのですが、「O del mio amato ben」が
         黒田節の歌詞になっていたりして、意外性もいろいろあり、大変楽しくできたと思っています。
         反応が少し心配だったのですが、満員のお客様が大いに湧き、とても喜んでくださって、
         大成功を実感することができました。私の声もまずまずで、充実感の高い演奏会でした。
         
10/29(水) 益富中学校コンサート
           乾杯の歌・千の風になって・よかった・落葉松・朝の歌
                            <11:30 豊田市コンサートホール>
 
   ・・・終了 大変調子よく歌えました。中学校の合唱コンクールのゲストだったのですが、こんな素晴らしいホールで
         合唱コンクールができるなんて、豊田の中学生はなんと恵まれているのでしょうか。
         家内と歌ったのですが彼女も調子よく、生徒さん達も静かに聞いてくださって、気持ちの良い演奏会でした。
 
11/2(日)  村島増美リサイタル
           落葉松・君住む街・トゥナイト・朝の歌・メリーウィドウワルツ
                            <15:00 宗次ホール>
 
   ・・・終了 初めて宗次ホールで歌いました。初めて体験する響きで、とても歌いやすい素晴らしいホールだと思いました。
         声も2日間休んだので、大変調子よくて、気持ちよく歌えました。また、ここで歌いたいし、
         みんなに歌ってほしいホールだと思いました。いい本番でした。 
 
11/5(水)  想念寺渡辺観立氏謝恩会
           からたちの花 よかった 朝の歌
                            <12:00 東急ホテル>
 
   ・・・終了 ホテルの宴会場でしたが、100名ほどの皆様がとても静かに集中して聴いてくださいました。
         声も大変調子がよく、気持ちよく歌うことができました。
         このところ、本番でコンディションが整うのでこの調子を保ちたいと思います。
 
11/16(日) 谷上勝神父様 叙階35周年記念パーティ
           からたちの花 朝の歌 オーソレミオ
 
   ・・・終了 同僚の神父様の叙階35周年記念パーティということで、同じく同僚の先生や、卒業生や信者の方100名強が、
         乾杯のあとにも関わらず、大変静かに聴いてくださいました。
         大変喜んでいただいたようで、私自身もとても嬉しいひとときでした。
    
 
11/30(日) 敬専寺コンサート
           海辺の恋 よかった 野の羊 この道 忘れな草をあなたに 見上げてごらん夜の星を
           君住む街 オーソレミオ 帰れソレントへ Time to say good bye 瑠璃色の地球
 
                            < 14:00 刈谷 敬専寺> 
 
   ・・・終了 今回で3回目になります。お寺の本堂で100名あまりの方が、とても集中して聴いてくださいました。
         私は声も調子がよく、膝をつき合わせたような会場で、一人一人の顔を見ながら、落ち着いて歌うことができました。
         みなさんの嬉しそうな顔が印象的でした。
 
12/13(土) 小牧市音楽振興事業「音楽鑑賞講座」
         音のときめき~歌う、奏でる、語る~
         癒しの歌声!テノールの世界          
           この道 からたちの花 待ちぼうけ 椰子の実 初恋 ちんちん千鳥 落葉松
           ほうすけのひよこ オーソレミオ 朝の歌 千の風になって
 
                            <14:00 小牧市味岡市民センター>
 
   ・・・終了 約500席のとても響きのよいホールでびっくりしました。先日名古屋の宗次ホールで歌ったような、
         とても歌いやすい響きがして、二月の間にとてもいいホールで歌えたのが、不思議な感じがしました。
         お客様は割にご高齢の方が多かったように思いますが、日本の馴染み深い歌とあって、
         大変よく聴いてくださったので、調子よくそしてとても気持ちよく歌うことができました。
         来年も歌わせていただけるようで、今から楽しみです。
 
12/18(木) 加茂高校音楽会
           からたちの花 よかった 千の風になって 野の羊 見上げてごらん夜の星を
           トゥナイト オーソレミオ Time to say good bye 瑠璃色の地球
 
                            <岐阜県加茂高校 14:00> 
 
   ・・・終了 放課後の武道場に100名ほどの生徒さんと保護者、先生方が集まりました。
         寒い場所で、女子生徒が皆足に膝掛けをしていたのでこんな寒い中で申し訳ないなと思っていたのですが、
         後で武道場から出来てきた彼らが皆短いスカートだったので、それを隠すためだったんだなと気がつきました。
         私は数日前から風邪気味だったのでとても心配でしたが、案外調子よく歌え、
         みなさんとてもよく聴いてくださり、嬉しく思いました。
         
12/19(金) デュオディナーコンサート (山口雅子さんと) 
           天使のパン からたちの花 ああ愛しい人よ 朝の歌 メリー・ウィドウワルツ 猫の2重唱 乾杯の歌
 
                            <18:45 レストラン吉川> 
 
   ・・・終了 レストラン吉川は名古屋でも大変有名な高級レストランです。そこの企画で声をかけていただいたのですが、
         客席を廻ると、ピアノと遠くなり、合わせるのがとても難しかったのですが、ピアノの木須康一さんが
         素晴らしく対応してくれて、とてもうまくいきました。
         でも客席を廻ったおかげで、お客様も生の声を間近に聞くことができ、大変喜んでくださいました。
         私は風邪がとても心配でしたが、昨日に続いてなんとか調子を崩さずに歌うことができて、
         ハッピーな気分で今年を歌い納めることができました。
 
 
 今年を振り返って・・・
         今年は昨年の経験を生かして、本番の為にコンディションを整えることに気を遣いました。
         簡単にいうと本番前日はなるべく仕事をせず、声を使わないということですが、これが効を奏して
         疲れた声で本番を迎えることがありませんでした。
         以前に依頼されたものが、今年もという嬉しい依頼も多く、大変嬉しく思いました。
         「井原さんちのコンサート」も7回目を終え、
         当初やりたかった歌を大体歌い終えた気がしています。
         ドイツ歌曲をずっと歌ってきたので、また、日本のものなども歌いたいと思います。
         さらに、四重唱などもやってみたいと思います。
         後半でやった「電話」は大変評判でした。門下の方も是非やりたいということで、その演出もさせてもらいました。
         四日市のソプラノ、馬場浩子さんとのコンサートでは、「男と女の物語Vol3」を上演でき、大評判になりました。
         演出の仕事もすこしずつ増えているように思います。今年は前述の三件と、若者達が取り組んだ「バラの騎士」、
         そして豊田オペラグルッポの「コジ・ファン・トゥッテ」では、演出、指揮という初めての経験もしました。
         このような経験があって、この4月から、夢であった愛知県立芸術大学の非常勤講師として、
         後輩達のオペラ授業をさせていただくことになり、大いなる幸せを感じています。
         門下については、個々の実力向上のため、今年から重唱勉強会を始めました。
         10月の講習会も積極的に参加していただきました。
         尾東コンクールも銀賞と奨励賞をいただきました。
         先述の「電話」もそうですが、多くの門下の方が、様々な場所で活躍を始めたのも、大変嬉しいことです。
         来年1月には、重唱勉強会に加えて、一人で30分歌う独唱会も行います。それには6名が参加します。
         舞台を一人で背負うということを覚えてもらおうという趣旨です。
         また、「男と女の物語」も門下の方に挑戦してもらいます。
         このような様々なチャンスを利用していただいて、実力を高めてほしいと思います。
         オオスシンガーズ(男声合唱)は、6月の松江での合唱祭で「女・女・女」を歌い演じ、
         大変なセンセーションを引き起こしました。
         これはメンバーにとって大きな自信になったと思いますので、ますます男臭さを前面に出した合唱団を
         つらぬいていきたいと思います。
         イデアーレ(女声合唱)は着実に実力をつけてきたので、20周年(2010年)の記念演奏会に向けて
         ますます磨きをかけていきたいと思います。
         また、今年は宗次ホールと小牧の味岡市民センターという、素晴らしい響きのホールで歌えたことも嬉しかったです。
         ピアニッシモでも、客席まで届いているだろうなという感覚があり、自分の歌っている響きをお客様も
         そのまま共有されているのような新しい感覚でした。
         今年も、伴奏を担当してくれた岡戸弘美さんをはじめ、たくさんの方々に支えていただきました。
         感謝の気持ちを持って、来年に臨みたいと思います。皆様、ありがとうございました。

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