2017年コンサートレビュー
2021.05.07
1/9(祝) 名古屋二期会ニューイヤーオペラコンサート
万五郎お前はわしの宝だ
巡り逢うたは宿世のさだめ(2重唱) オペラ「宗春」より
< 16:00 愛知県芸術劇場コンサートホール>
・・・終了 一昨年演じた中田直広先生の「宗春」をと依頼されてとても嬉しく思いました。風邪も治り調子よく歌えました。
芸文コンサートホールで歌うのはやはり気持ちがいいです。70名ほどの二期会管弦楽団をバックに歌えてとても
幸せでした。田中祐子さんの指揮は情熱的で分かり易く、2重唱の相手役は同級生の小坂井直美さん、学生時代以来
40年振りの愛の二重唱でした。作曲の中田先生も出来のよさに大変喜んでくださいました。
素晴らしくいい年が明けました。
1/14(土) 第14回グランフォニックコンサート 総合演出
詩人の恋 詩人役の語り
ミュージカルメドレーの演出
<16:00 東海市芸術劇場大ホール>
・・・終了 慶応ワグネル、早稲田、同志社、関学グリーのOB達による男声合唱団。昨年一月に総合演出を依頼されました。
特に第3部のミュージカルは、指揮の向川原愼一さんが選曲編曲した曲に男が女に翻弄されるという筋を作り、
全く新たな歌詞を付けていきました。一人の女優に女役(セリフのみ)をお願いし、合唱団全員が一人の男という
設定です。曲ごとに様々な振り付けをして練習してもらいました。ご高齢な方も多いのですが、皆さん一生懸命
取り組まれたので合唱が主役の面白い舞台ができたと思います。
詩人の恋は指揮の成田さんが訳した詩を曲に挟みながら進行していく趣向でした。
セリフを覚えなくてはいけなかったので緊張しましたが、とても上手くいったと思います。
東海市芸術劇場大ホールは大変いいホールでした。
雰囲気も良くとてもいい響きでした。名古屋に大きなホールが減っているのでこんなホールがほしいと思いました。
1/22(日) i cantanti 重唱独唱会
<14:00 にしび創造センター ドレミホール>
独唱
仲館 慧 平城山 母 秋の月 荒城の月 陽はすでにガンジス川から たとえつれなくとも
あなたへの愛を捨てることは お前を讃える栄光のために もう飛ぶまいぞこの蝶々
佐藤輝宜 我が民を慰めよ〜もろもろの谷は高くせられ ヘンデル 「メサイヤ」より
最後の歌 トスティ 燃える心を ヴェルディ オペラ「椿姫」より
こんな美しい女性を見たことがない マスネ オペラ「マノン・レスコー」より
川端薫 女の愛と生涯 シューマン
重唱
児山智美・飯田和実 冬の夜
成瀬ゆん・山田幸保 鞠と殿様
平野友理・市原正樹 ああ、おろかな世の中よ 反抗的な娘よ
木村桂子・丸山友子 われら主をほめ ヴィヴァルディ ミサ曲「グローリア」より
佐野久美子・石丸光子・堀山淳子 理想の人 トスティ
桝永早苗・小林洋 帰れソレントへ
福島千衣子・船津明生 お手をどうぞ モーツァルト オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より
高瀬友紀・河田由美子 ケンカの2重唱 モーツァルト オペラ「フィガロの結婚」より
渡辺朱実・飯沼緑 恋の悩み知る君は モーツァルト オペラ「フィガロの結婚」より
堀江裕美子・井原妙子・耕作彦充 スザンナ出ておいで モーツァルト オペラ「フィガロの結婚」より
深谷水岐・安藤徳 この胸焦がす モーツァルト オペラ「フィガロの結婚」より
小久保光代・鈴木博子 宮廷を雄々しく守り フロトー オペラ「マルタ」より
野田恵子・可児修司 おお優しい手よ プッチーニ オペラ「トスカ」より
・・・終了 今回は31名もの門下生が参加してくれました。
独唱は3名ともとての頑張ってくれて、長い時間、舞台を背負って歌い通してくれました。
重唱はいつものレッスンと違う緊張と楽しさが入り交じっていて皆楽しそうに取り組んでくれました。
本番も緊張の中にもソロとは違う連帯感というかなんというか、そういうものを感じることができて
皆さん充実感を感じてくださったようです。もう少しお客さまを誘ってくださったらより盛り上がったのに
とも思いました。打ち上げでとても楽しそうに語り合う門下生を見ていたら幸せになりました。
昨年12月から続いていた多くの本番が成功裡に終わってとてもホッとしました。
3月のヴォルフへ向かって頑張りたいと思います。
3/3(金) 中部レンダースコンサート
むこうむこう 早春賦 叱られて 丹澤
浜千鳥 出船 すずしきうなじ 初恋
イタリア歌曲集 ヴォルフ
<18:30 LCビルホール>
・・・終了 この時期は声の休みが十分取れるのでいつもこのコンサートは調子よく歌えます。
今回で16回目の出演となりました。
前半は私が解説をしながら日本の渋めの歌曲を歌いました。
後半は13年振りに家内と二人でヴォルフの「イタリア歌曲集」から20曲を選んで歌いました。
お客さまも集中して聞いて下さり、とても気持ちのいい充実したコンサートになりました。
4/20(木) 名古屋地区ロータリークラブ合唱団連合会
東日本大震災チャリティーコンサート2017
オオスシンガーズの指揮 夏の夜のハーモニー あの鐘を鳴らすのはあなた マイウェイ
ソロ この道 からたちの花 初恋
協力券1,000円
<18:30 名古屋市民会館中ホール>
・・・終了 このチャリティーコンサートも7回目となりました。
毎年学校で授業をしてからのコンサートなのでなかなかきついものがあります。
学校の授業を途中で同僚と生徒にごめんなさいと言って抜けてきて、
帰宅して用意した衣装と楽譜を持って地下鉄に飛び乗ります。
すると金山でリハーサルにちょうど間に合う事になります。
それからリハーサルで合唱練習をして、舞台でGPを行って、
自分のソロの舞台の練習をして、夕食を取り、その後、GPに出られない方もいるので、
もう一度リハーサル室で綿密な練習をして、いよいよ舞台で合唱の本番。
このオオスシンガーズは本番に強いので、練習したときの一番いい状態のものを舞台に
乗せることができます。今夜も感動的ないい歌を歌ってくれました。
それから私のソロです。と、いうわけでコンディションが整わないと歌えない歌はこの舞台には乗せられません。
例年、いつでも歌える歌をここに乗せます。今回は私の最も得意とする3曲でした。それほど心配だったのです。
「この道」で、「ああ、そうだよ」という二点ホの音が少し割れました。
ちょっとびっくりしましたが、コンディションを整えられない苦しさをここで感じました。
そうすると、お客さまに不快な思いをしていただかないために、
割れないように気を遣わなければなりませんでした。
幸いなことに、今回はその後思い切りたっぷり心を込めて歌い続けることができました。
門下の方の顔も見えましたので、教えたことを実現しなければなりませんし、少しプレッシャーも感じました。
しかし、静かな曲ばかりにも関わらず、みなさん大変集中して聞いて下さって、
私も気持ちよく歌い通すことができました。
有り難いことに大変好評で、とてもとても嬉しく思いました。満足できる演奏ができて幸せでした。
6/9(金) オペラ「ごんぎつね」 イワシ売り役
<17:00 東海市芸術劇場>
・・・終了 全国の幼稚園の先生の研究会のイヴェントで短縮バージョンで公演しました。
練習が一回しかありませんでしたが、
何度もやっている演目なので問題なくできました。今年のオペラはこれが1本となりました。
6/17(土) ロータリー全国合唱祭 琵琶湖大会
オオスシンガーズの指揮 夏のハーモニー もう飛ぶまいぞこの蝶々(びわ湖版)
<12:00 びわ湖ホール>
・・・終了 日本を代表するオペラハウスであるびわ湖ホールで歌うことができました。
響きのいい本当に素晴らしいホールでした。
6年前にここに来る予定だったのですが、東日本大震災が起こり、その年は自粛されてできませんでした。
やっとこの夢のホールに来られて、みんな高いテンションでしっかり歌って下さいました。
今までで一番よく歌えたと思います。
「もう飛ぶまいぞ」はこの短い中にフィガロの結婚の全てが詰め込まれて素晴らしいと
褒めていただきました。また審査の先生にも後でこっそり別格だったと言われ嬉しかったです。
6/24(土) i cantanti 第19回発表会
25(日)
24日 高橋そら この道 輝く未来 桝永早苗 天使のパン もはや私の心には感じない
児山智美 やしの実 すみれ 船津明生 花 陽はすでにガンジス川から
石丸光子 ふるさとの もし私ができないなら 市原正樹 初恋 ああ、私の優しい熱情が
鈴木博 子 ガニュメード エウリディー`チェを失って 佐野久美子 海辺の恋 私のお父さん
河田由美子 中国地方の子守歌 雲雀のように 山田幸保 ほおずき ああ、愛する人の
渡辺朱実 おやすみなさい 私の名はミミ 深谷水岐 かやの木山の ああ 幾たびか
阪井いづみ おお、この心の光よ 小林洋 ああ、パルレモ
長窪花日 私は芸術のしもべ 丸山友子 アヴェ·マリア
加藤和子 からたちの花 さようなら、ふるさとの家よ 杉村真理子 ヴォカリーズ 私は生きたいの
野村桂子 すてきな春に 慕わしい人の名は
25日 松浦千秋 浜辺の歌 愛に満ちた処女よ 安藤 徳 禁じられた歌
平野友理 初恋 側にいることは 福島千衣子 荒城の月 アヴェマリア
森 翔吾 私は満ち足りているい 堀山淳子 くちなし
吉田尚子 樹木の陰で ああ、愛する人の 飯沼 緑 女は十五になれば
高橋友紀 母 歌に生き恋に生き 鈴木明子 聖なる都
浅田龍之介 Veggo ahime! Oh affetti tiranni 野田恵子 ひとつの星に 涙と苦しみしか残らない
可児修司 フェデリーコの嘆き 堀江裕美子 あたりは静けさに包まれ
本多信明 いまだこの恐怖の扉は開かれないのか 井原妙子 舟歌
久米健司 悲しみ 君は我が心のすべて 川端 薫 すてきな春に
木村桂子 さくら横ちょう 坂本 肇 アヴェ·マリア 静かな夕べに星空を見ていたとき
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」ハイライト
No.2 ああ、悪者よ ドンナ・アンナ 長窪花日
ドン・オッタービオ 本多信明
No.7 お手をどうぞ ツェルリーナ 丸山友子
マゼット 安藤 徳
No.9 信じてはなりません ドン・ジョヴァンニ 安藤 徳
ドンナ・エルヴィラ 鈴木明子
ドンナ・アンナ 堀江裕美子
ドン・オッタービオ 本多信明
No.13 ぶってマゼット ツェルリーナ 木村桂子
No.14 さあ勇気を出して ドンナ・エルヴィラ 川端 薫
ドンナ・アンナ 井原妙子
ドン・オッタービオ 可児修司
No.20 心落ち着かず レポレロ 森 翔吾
ドンナ・エルヴィラ 堀山淳子
ドンナ・アンナ 阪井いづみ
ドン・オッタービオ 浅田龍之介
ツェルリーナ 飯沼 緑
マゼット 小林 洋
ピアノ 岡戸弘美 小栗多香子 福永真弓 白木登志子 舘 美里
<14:30 名古屋市昭和文化小劇場>
・・・終了 初めて昭和文化小劇場で発表会を行いました。
響きもよくてみなさんいつもの力を発揮して歌ってもらえたと思います。
二日間で約290名が来て下さり有り難かったです。
来年は20回記念なので、2年前に行ったように、プロオケに伴奏によるオペラアリアに取り組みます。
どうぞお楽しみに。
7/9(日) 愛知県医師会70周年記念特別演奏会
交響曲第九番(ベートーヴェン)ソロ&合唱指導
古谷誠一指揮 愛知県医師会交響楽団
S 岩田千里 A 三輪陽子 T 井原義則 Br 末吉利行
<16:00 愛知県芸術劇場大ホール>
・・・終了 合唱指導を仰せつかって、昨年の10月から3時間の練習を約30回行いました。
第九未経験者も半分ぐらいいらっしゃる200名の合唱団だったのでドイツ語の発音や発声を丁寧に行いました。
第九の合唱指導は初めてだったので最初は大変不安で、ベテランの方にコツを教えてもらいながら取り組みました。
やっているうちに合唱がどんどんよくなっていくので大変楽しくできました。第九を歌いたいと集まって下さった
方ばかりですし、曲が前向きで明るいので指導者としてはやりやすい状況だったと思います。お陰様で最後には
随分立派な合唱に仕上がったと思います。
ソロも歌わせていただきました。最も信頼するソリスト陣と共に歌えるのは大変光栄でしたし、4人のバランスも
よくとても気持ちよく歌え、心から嬉しく感じました。
愛知芸文大ホールでオペラを演じるときはスポットライトが当たっていて客席が全く見えないのでどこに向かって
歌っているのかが感じにくいのですが、今回は演奏会なので5階までお客さまで埋まっている大きな客席が
目の前に広がり、それを見ながら歌うのは本当に気分のいいものでした。
自分の手掛けた合唱が素晴らしい演奏をしてくれている中、この素晴らしいホールで気持ちよく歌っている状況が
幸せでなりませんでした。間違いなく人生のハイライトの一つとなりました。
合唱団の方々も本当に楽しく練習できたと喜んでで下さいましたし、
本番をとても楽しんで歌えたと言って下さいました。
終了後の拍手も長い間鳴り止まず、本当に素晴らしく嬉しい一日となりました。
9/30(土) 多治見演奏会
この道 からたちの花 待ちぼうけ 初恋
2重唱 ダンスの歌 お手をどうぞ 乾杯の歌(水谷映美さんと)
<14:00 多治見市民会館小ホール>
・・・終了 このホールはとても響きのいい美しいホールでした。昨日声を使わないようにOFFにしたので、声の調子もよく
気持ちよく歌えました。多治見は「織部焼き文様」のオペラを上演した由緒ある場所なので、たくさんの方から
織部の折りに世話になったと声を掛けてもらいました。
10/14(土) 第70回名古屋大学博物館コンサート
「魅惑の歌声」
この道 からたちの花 待ちぼうけ 初恋 ほおづき よかった ああ愛しい人の
2重唱 セレナータ 千の風になって (井原妙子さんと)
<14:00 博物館1F展示場>
・・・終了 2年前に演奏させてもらったホールです。
博物館なのでマッコウクジラの骨格標本のある場所に椅子をそれを避けて並べると
いう具合です。200名を超える方が聴きに来て下さいました。
昨日仕事をOFFにしたので声の調子も良く歌えました。
無料コンサートで、聞きつけた懐かしい方たちとも会うことができました。
お客さまはとても集中して聴いてくださり、
とてもいい演奏会になったと思いました。夫婦で歌わせてもらえる幸せを感じました。
11/2(木) 愛知県立芸術大学オペラ工房
「カルメン」 演出
<10:00 愛知県立芸術大学 奏楽堂>
・・・終了 長年この企画の演出を手掛けられた堀口文成さんの後を受け継ぎ自分が演出を担当しました。
ここ数年歌の強化に手を貸し欲しいと言われ、歌の指導を担当していましたが、
ついに演出兼歌指導兼音楽指導ということになりました。
私たちの世代が始めたこの企画、可愛い後輩たちのために一肌脱ぎ、
いいオペラ歌手を育てたいと思って随分学校に通いました。
彼らの吸収力は素晴らしく、あんなに下手だった演技も随分上手になり、客席で感無量になりました。
400名のお客さまも大変喜んでくださり、頑張って良かったなと思った瞬間でした。
11/8(水) ベル幼稚園 母の会コンサート
こうもり ハイライト
乾杯の歌・よかった・セレナータ・忘れな草
<10:30 豊田ベル幼稚園>
・・・終了 朝早くの演奏会は早起きしなければならないので結構大変です。
この幼稚園にお子さんを通わせているお母様方を対象にした
演奏会で、もう23年も続いているそうです。素晴らしいと思います。
50名ほどのお母さんの前でかみ砕いて解説をしながらの
1時間半でした。心配した声もセリフもなんとかなり、大変喜んでいただきました。
次の週のこうもり本番のいい宣伝になりました。
11/18(土) 豊田オペラグルッポ公演
19(日) オペレッタ「こうもり」 J.シュトラウス 演出
<18日 18:00 19日 11:00 15:00 豊田市文化会館小ホール>
・・・終了 この演目をすると聞いたとき、2幕のパーティーシーンは予算の少ない中でどうするのと思いましたが、
いろいろ工夫をした上に舞台監督の藤井さんが持ってこられる物をいろいろ持ってきて下さり、
なんとか様になりました。
また、毎回のことですが、照明の杉浦さんが素晴らしい明かりを当てて下さったので、
寂しい舞台が実に華やかな舞台に変身しました。とてもありがたかったです。
それにしてもこの作品は難しいと思いました。何と言っても演技の難しさです。
軽妙な中にも品があり、お洒落であってばかばかしくなくてはいけません。
演者の力量が試される作品です。
正直言って練習中は何度やってもできないソリストたちを見て途方にくれていました。
しかし、本番のテンションやメイク、衣装、セット、照明の力も借りていい公演になりました。
毎回これまでで一番いいと言われ続けている豊田オペラグルッポですが、今回もまさにそうなりました。
本当に嬉しい限りです。
また、次回へ向けてみんなで頑張って行きたいです。
11/23(祝木)宗次ホール「モーニングコンサート」
《高鳴る調べに~~メリーウィドウの世界》
この道 からたちの花 初恋
2重唱 冬の夜 鞠と殿様(村井都さんと)
メリー・ウィドウから 登場の歌 間抜けな兵隊さん 王子の歌 高鳴る調べに
<宗次ホール 11:30>
・・・終了 満員のお客さまでした。これも朝から声が出るかなと思いましたが、セリフも声もなんとかなりました。
響きのいいホールで大変気持ちよく歌えました。お客さまもみなさん大変満足して頂けたようでした。
本当に嬉しい限りです。このところ本番が詰まっていたので、これから少しゆっくりできます。
12/8(金) 美しき水車小屋の娘 全曲 ギター伴奏
ギター 酒井康雄 3,500円
<千種 5Rホール 19:00>
・・・おわび 酒井康雄さんが11月24日にお亡くなりになりました。
大変残念なことになってしまいました。
心よりご冥福をお祈り致します。
従いまして今回のコンサートは中止となりました。
期待して頂いた方々には大変申し訳ありませんでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
12/16(土)女声合唱団イデアーレ演奏会 (指揮と独唱)
魔笛ハイライトなど(指揮)
マリア 最後の歌 冬の夜
<13:30 中電ホール>
・・・終了 メンバーの皆さんがよく歌ってくれて本当に嬉しかったです。
指揮をしながらなんだか自分がちゃんとした合唱指揮者になったような錯覚を覚えました。気持ちよかったです。
数日前から風邪気味だったので、第二部の自分のソロが歌えるか心配でしたが、
案ずるより産むが易しで割にうまく歌えました。今年最後の本番だったので、本当にホッとしました。
コンサート終了後は大分疲れてしまいました。
帰宅したら少し熱がありました。でもやり終えた充実感が気持ちよかったです。
・・・今年を振り返って
二期会のニューイヤーコンサートでオケで「宗春」をもう一度歌えたのは嬉大きな喜びでした。
同級生の小坂井直美さんと二重唱ができたのもいい思い出になりました。
グランフォニック(男声合唱団)の演出もうまくいきました。
来年もと依頼が来たときは驚きましたがとても嬉しかったです。愛知県医師会の「第九」合唱指導も印象的でした。
合唱の皆さんが練習が本当に楽しかったとビックリするぐらい沢山の方に言われました。
もちろん本番も自分の手掛けた合唱を背中で聞きながらソロを歌う気分は本当に最高で、
人生のハイライトの一つになりました。
名大博物館や宗次ホールで歌えたのも楽しかったです。
愛知芸大の芸術祭オペラの演出ができたのも嬉しいことでした。
カルメンという芸祭オペラ初の演目でしたが、生徒達もよく頑張ってついて来てくれて、
充実した公演になりました。大成功でした。
豊田オペラグルッポの「こうもり」も心配しましたが、思いがけない大成功となりました。
キャストもオケもスタッフも本当に自分の力を発揮してくれて、大評判の公演になりました。
このところ歌も演出も指揮も全てがうまくいっていて大変充実したいい年になったと思います。