2015年コンサートレビュー
2021.05.07
1/17(土) 刈谷混声合唱団演奏会
ウェスト・サイド物語(演出・ナレーション)
<14:00 刈谷総合文化センター>
・・・終了 前回のメリー・ウィドウに続くこの合唱団の演出を手掛けました。年齢層が高いにも関わらず、大変意欲的な
この合唱団は、今回はウェスト・サイド物語、しかも原語で歌うという素晴らしい取り組みをしました。
最初に依頼を受けたときはどうしたものかと悩みましたが、6名のダンサーを招くということで、構想が沸き、
結果的には団員もお客さまも喜んで下さるような作品に仕上がったのではないかと思い、嬉しい限りです。
なんとか自分たちで素晴らしいものを作りたいという意気込みが素晴らしく、この公演が実現したと思います。
合唱団の皆さんに大きな拍手を送りたいと思います。
1/25(日) i cantanti 第4回独唱会・第7回重唱勉強会
独唱
杉村真理子 Pf 船曳結衣
海辺の恋 佐藤春夫作詞・杉村好章作曲 うぐいす 佐藤春夫作詞・早坂文雄作曲
さようならのはじまり 鶴岡千代子作詞・杉村好章作曲
井原 妙子 R・シュトラウス作品 Pf 福永真弓
あおい (Malven) 矢車草 (Kornblumen) ポピー (Mohnblumen)
木づた (Epfen) ひどい天気 (Schlechtes Wetter)
重唱 Pf 館 美里
飯沼 緑・鈴木博子 平和の天使 (Angiol di pace ) ベッリーニ
2声のカノン (Canone a 2 voci)
高瀬友紀・小林 洋 フィガロの結婚より No.1「3尺・4尺」 モーツァルト
No.2「奥方様ご用の時は」
深谷水岐・石丸光子 フィガロの結婚より No.5「お先にどうぞ」 モーツァルト
No.21「そよ風かおりて」
佐野久美子・野田恵子 コジ・ファン・トゥッテより No.18「ああ、なんとはかない」 モーツァルト
No.20「どちらかと言えば」
池田ゆり・山本治樹 コジ・ファン・トゥッテより No.29「今こそ参ります」 モーツァルト
矢田愛美・鈴木明子・堀山淳子 秘密の結婚より 3重唱「深くお辞儀を伯爵夫人に」 チマローザ
川端 薫・木村桂子 ヘンゼルとグレーテルより 「眠たくなると」 「甘いお菓子」 フンパーディング
可児修司・吉田裕貴 ドン・カルロより 「我が胸に友情と希望を与える神よ」 ヴェルディ
<14:00 にしび創造センター ドレミホール>
・・・終了 いつもの力を発揮できる人と、アガってしまって、なかなか実力を発揮できない人がいましたが、全体的には
例年のように皆さんが頑張ってくださって、とてもいい会になったと思います。
3/2(月) 第48回 中部レンダースコンサート
鱒 献呈 月の光 セレナータ 夢 ほうすけのひよこ ふるさとの四季
<18:30 LCビルホール>
・・・終了 今回で最後かもと思ったこのコンサードですが、これからも続くようで嬉しく思います。最後と思ったので、
今までの総決算のつもりで、独・仏・伊・日の曲を並べました。私も初めてフランス歌曲「フォーレ月の光」を
歌いました。ほうすけのひよこは途中暗譜を忘れてしまった箇所があり、ビックリしましたが、なんとか最後まで
気持ちを込めて歌うことができました。
「ふるさとの四季」は家内と二人で歌いましたが、気持ちを込めて歌っていると、自分でも感動してきて、
本当にいい歌だなと思いながら歌うことができました。
お客さまも大変喜んでくださり、満足度の高い演奏会になりました。
3/14(土) 第62回名古屋大学博物館コンサート
「魅惑の歌声」
鱒 セレナータ ほうすけのひよこ ふるさとの四季 鞠と殿様
<14:00 名古屋大学博物館展示室>
・・・終了 名古屋大学に博物館があることは、このコンサートのオファーがあるまで知りませんでした。
大きなマッコウクジラの骨格標本がある広い展示ホールに300名弱の方が聴きにきてくださいました。
声の調子もよく、とても気持ちよく歌えました。
ほうすけのひよこも、お客さまが集中して聞いてくださるのを大いに感じながら歌うことができましたし、
家内と2重唱で歌ったふるさとの四季は声を出さずに口ずさんでいる方がたくさんで、
嬉しくなりました。夫婦で歌う喜びもあらためて感じたコンサートになり、満足度がとても高かったと思います。
3/22(日) 第3回 幼児文化芸術祭
希望の歌 第九 テノールソロ
<11:15 モリコロパーク 地球市民交流センター体育館>
・・・終了 昨年に引き続き、モリコロパークの体育館での本番でした。広いのでマイクを使っての上演ですが、
ソロのメンバーの場所が遠いので、お互いの音が余り聞こえず、バランス等がどうだったかが
よく分かりませんでしたが、なんとかいったのではと思います。
幼児たちの希望の歌はとても元気に良く揃い、聞く人々に幸せを感じさせるような素晴らしいものでした。
主催者が小さいうちから芸術文化をと、力説していらっしゃいましたが、その通りだと思いました。
4/18(土) 敬専寺コンサート
花 七つの子 かなりや あわて床屋 ポリュシカ・ポーレ モスクワ郊外の夕べ
月の光 セレナータ 糸 瑠璃色の地球
<14:00 刈谷 敬専寺>
・・・終了 昨年の秋にできなかったので初めて春に行いました。
お天気もよくて温かく気持ちの良いコンサートになりました。
ただ、いつも一緒に歌う古田さんが病欠となったので、MCを増やしてなんとか対応しました。
でも、2重唱も一人で歌わなければなりませんでした。
いつもはメロディーを取らないで、ハーモニーを担当している箇所で、
メロディが分からなくなってしまうことがあって少し困りました。
4/23(木) 名古屋地区ロータリークラブ合唱団連合会
東日本大震災チャリティーコンサート2015
オオスシンガーズ指揮 カロ・ミオ・ベン 君と歌おう 友〜旅立ちの時〜
ソロ 鱒 セレナータ 海辺の恋
<18:00 中京大学文化市民会館プルニエホール>
・・・終了 このチャリティは5年目になります。オオスシンガーズは本当に本番が強くて、いい歌を歌ってくれて嬉しいです。
自分の歌は、リハ直前まで学校で教えているためコンディションが心配でしたが、
声も余り疲れていなくてスムーズに 気持ちよく歌えました。
「海辺の恋」は名曲で、何度も歌ったのですが、なぜか歌詞を間違えてしまいます。
とても不思議な気分です。
打ち上げであしなが育英会の若い二人をたくさん話しをして、楽しかったです。
5/17(日) 名古屋演奏家ソサエティ
創作オペラ「桜幻想」(清吉役)
<15:30 名古屋市芸術創造センター>
台本・演出 淵本晴都子 作曲 森 彩音 指揮 金丸克己
桜呼 山口雅子 清吉 井原義則 代官 安田 健 お静 矢内淑子 他
5,000円 (全自由席)
・・・終了 この団体への出演は2回目でした。森彩音さんの曲はとても美しく分かり易いので、お客さまに大変評判です。
今回はとても若い役でしたが、楽しくできました。失敗もなくできましたし、大変評判がよかったので、
やって良かったなと思いました。
6/6(土) ロータリー全国合唱祭
オオスシンガーズの指揮「君と歌おう・カロミオベン」
<12:00 函館市民会館大ホール>
・・・終了 本番までなかなか全員揃う機会が少ないのですが、本番はいつものように生き生きとノリノリで歌ってくれました。
8年ぶりの北海道でしたが、楽しく観光もできて、函館で還暦を迎えることができ、思い出深いこととなりました。
6/26(金) 井原さんちのコンサートVol.10
ふるさとの四季 ほうすけのひよこ
オペラ「たらちね」
喜やん 井原義則 鶴女 井原妙子
無料招待公演
<19:00 中川文化小劇場>
・・・終了 5年ぶりの井原さんちのコンサートでした。
前回門下生と一緒にオペラを上演してなんだかお腹いっぱいになり、もういいかなと感じていたのですが、
発表会の会場を確実に確保するために3日間取り、そのⅠ日目を埋めるために決心しました。
以前から、家内が「たらちね」をやればと言ってくれていたので、この作品を取り上げました。
上方落語「たらちね」をとてもうまくオペラに仕上げてあるので、素晴らしい作品です。
大雨で客足は悪かったのですが、大評判でこんなに嬉しいことはありません。
演出をピッコロオペラで大変お世話になった伊藤正規さんにお願いし、久々にいい緊張感を感じ
とても楽しく充実感を得られました。
中川文化小劇場では門下発表会を行っているので私自身は歌っていません。
歌ってみてあらためていい響きのホールだと思いました。
「ふるさとの四季」はこのところそう感じるように、楽しく歌えました。
「ほうすけのひよこ」もじっくり歌えて、本当に高い満足感を得ることのできたコンサートになりました。
6/27(土) i cantanti 第17回発表会
28(日)
27日
成瀬ゆん 初恋 嘆かせたまえ
山田幸保 セレナータ 野の羊
深谷水岐 祈り 私の名はミミ
安部麻耶 アヴェマリア ドレッタの夢
矢田愛美 すてきな春に さようなら、ふるさとの家よ
高瀬友紀 悲しくなった時は この柔らかなレースの中で
渡辺朱実 からたちの花 四月
加茂光広 最後の歌 人知れぬ涙
堀江裕美子 さくら横ちょう 歌に生き恋に行き
野々村浩史 木菟 慈悲、尊敬、愛
28日 (プロオーケストラ伴奏!)
1山森孝彦 Mattinata 朝の歌(レオンカヴァルロ)
2鈴木博子 Giunse alfin il momento とうとう嬉しい時がきた(モーツァルト「フィガロの結婚」)
3小久保光代 O quante volte 幾たびも(ベッリーニ「カプレーティ家とモンテッキ家」)
4浅田龍之介 Quanto è bella 何と美しいのだろう(ドニゼッティ「愛の妙薬」)
5杉村真理子 Regnava nel silenzio あたりは静けさに包まれ(ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」)
6早川達志 Largo al factotum 私は街のなんでも屋(ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」)
7堀山淳子 Connais-tu le pays? 君よ知るや南の国(トマ「ミニョン」)
8河田由美子 Habanera ハバネラ(ビゼー「カルメン」)
9小林 洋 Votre toast, je peux vous le rendre 闘牛士の歌(ビゼー「カルメン」)
10吉田尚子 Mon coeur s’ouvre à ta voix 私の心はあなたの声に花開く
(サン=サーンス「サムソンとデリラ」)
11飯沼 緑 Kommt ein schlanker Bursch gegangen すらりとした若者がやってきたら
(ウェーバー「魔弾の射手」)
12丹羽鍵次 Dein ist mein ganzes Herz 君は我が心のすべて(レハール「微笑みの国」)
13鈴木明子 Ebben’ne andro lonatana さようなら、ふるさとの家よ(カタラーニ「ワリー」)
14野村桂子 E’ strano! è strano!~ Ah fors’e lui che l’anima 不思議だわ〜花から花へ
(ヴェルディ「椿姫」)
15久米健司 Parmi veder le lagrime ほおの涙が(ヴェルディ「リゴレット」)
16井原妙子 Pace, pace, mio Dio 神よ、平和を与えたまえ(ヴェルディ「運命の力」)
17石丸光子 O mio babbino 私のお父さん(プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」)
18佐野久美子 Un bel di vedremo ある晴れた日に(プッチーニ「蝶々夫人」)
19野田恵子 Vissi d’arte vissi d’amore 歌に生き恋に生き(プッチーニ「トスカ」)
20可児修司 E luce van le stelle 星は光りぬ(プッチーニ「トスカ」)
21坂本 肇 Che gelida manina 冷たき手(プッチーニ「ラ・ボエーム」)
22木村桂子 MI chiamano MImi 私の名はミミ(プッチーニ「ラ・ボエーム」)
23丸山友子 Quando men vo 私が街を歩くとき(プッチーニ「ラ・ボエーム」)
24川端 薫 Donde lieta あなたの呼ぶ声に(プッチーニ「ラ・ボエーム」)
25鬼頭茂成 Nessun dorma 誰も寝てはならぬ(プッチーニ「トゥーランドット」)
<27日 14:00 28日 15:00 中川文化小劇場>
・・・終了 今年の発表会は全員が良い声でしっかり歌え、毎年感じている懸案を解決できた素晴らしい発表会になりました。
一日目は学生も良く歌え、初めて出演する人もしっかり歌ってくれました。お客さまが66名と少なめでしたが、
みなさん気持ちよさそうに聴いて下さいました。
二日目は長年の夢だったプロオーケストラ(i cantantiオーケストラ)21名による伴奏のある、
前代未聞の超豪華な発表会でした。
オーケストラと合わせるのが初めてという人が多く、苦労も多かったのですが、3回の練習を経て
中村暢宏さんの歌い手に寄り添った素晴らしい指揮に支えられて、本番はみなさん素晴らしい歌を歌ってくれました。
私は夢が叶った思いにとても感激して涙が出てきました。
お客さまも281名という空前の数の方が聴きにきてくださり、
みなさんとても感激して下さいました。この企画は準備も大変だったので、一度きりかなと思っていたのですが、
オーケストラの真ん中で気持ちよさそうに歌っている門下生を見ていると、またやってもいいかなと思いました。
今回が17回発表会だったので、20回記念ぐらいでやりたいなと思います。
打ち上げパティーも大変盛り上がり、私の還暦祝いもしてくださって、この三日間は間違いなく自分の人生の
大きなクライマックスの一つになったと思いました。
https://www.youtube.com/watch?v=GMvtanjOVAU
7/9(木) 名古屋二期会 煌めきのスペシャルコンサート
宗春より二重唱「木枯らし寒き神無月〜恋のえにしに導かれ」宗春役 春日野 やまもとかよ
<17:30 ザ・コンサートホール>
・・・終了 最近出演を頼まれチラシにも名前が載っていなかったのですが、二期会のコンサートに出演することになりました。
夕方まで仕事があったので、劇場入りが午後6時頃になりました。既にコンサートは始まっていて、休憩時間に
ピアニストの山下勝さんにリハ室で初めて合わせてもらっての本番でした。曲が結構覚えにくく結局見譜での歌に
なってしまいましたが、まずまず歌えたので、評判はとても良い物でした。下のAから高いHまで2オクターブ以上
もある曲でした。初めて人前でHの音を歌ったので嬉しかったです。
8/16(日) 山口雅子リサイタル
夕鶴抜粋 与ひょう役
<瀬戸蔵 つばきホール>
・・・終了 昨年以来の与ひょうを演じました。衣装を自分で工夫して用意し、楽しく演じられました。
お客さまにも大好評でした。
10/25(日) 名古屋二期会公演
創作オペラ「宗春」 宗春役
作曲 中田直広 指揮 矢澤定明 名古屋二期会管弦楽団・合唱団
<14:00 愛知県芸術劇場 大ホール>
・・・終了 昨年に続いて二期会にゲスト出演させてもらいました。とても美しい音楽だったのですが、
歌うのが凄く難しい不思議な作品でした。
音程とリズムがとてもややこしくて、なかなか正しい音が歌えず大変苦労しました。
途中、果たして正しく歌えるのか、更に暗譜までできるのだろうかと不安でしたが、
これはやるしかないと決心して必死に取り組みました。
コレペティの山本さんに2回も家に来てもらい正しい音を録音しました。
それを元にCDを作り、車の中でもいつも練習しました。
暗譜のためにこんなに練習したことはありませんでした。
それでも立ち稽古の中ではなかなか思うように行きませんでした。
初演の曲だったので、オーケストレーションも不安でした。
オーケストラとできたのは、オケ合わせとGPと本番のみでした。
美しいオーケストレーションだったのですが、
ピアノ伴奏でいつも当てにしている音が聞こえづらかったりして大変困りました。
これも録音をして、聞こえづらい箇所をいつもと違う音を頼りにしたり、
拍の数え方を変えたりして対応しようと試みました。
やれるだけのことはやったつもりですが、本番はやはりいくつかの間違いを歌ってしまいました。
ただ、お客さまは誰も気付かれなかったと思います。すこしリズムがずれても不自然ではなかったからです。
やり直しがきかないので残念ですが、全体としてはまずまずで、自分の実力としては
納得のいく出来ではなかったかなと思っています。
指揮の矢澤定明さんは、練習の初段階から、根気よく粘り強く
歌い手の格闘してる難しい音取りに付き合ってくれました。
そして着実に皆を音楽的な高みへと導いてくれた素晴らしい指揮者だと思いました。
演出の西川右近さんは、オペラは分からないと言いながらも、音楽とマッチした演出や演技指導を
素晴らしい情熱をもって取り組んでくれました。頭が下がりました。
A組(私はB組)のGPを観た時に、その斬新克つ堅実でスピーディな演出に舌を巻き感動しました。
しかも愛知芸文(3面と回り舞台)の舞台機構をフルに使った素晴らしスペクタクルでした。
暗い中で舞台全体が動くので出演者にとっては大変危険なのですが、優秀なスタッフが緊張感を持って
全てをスムーズに進めてくれたので事故もなく舞台が無事終了しました。
私にとっても、最も大きな舞台となり、殆ど出ずっぱりで歌いっぱなしという大きな役だったので、
終了したときの達成感と充実感は本当に大きなものでした。
還暦にもなって、こんなに凄い舞台に主役として立てたことは本当に幸運で有り難いことだと思いました。
有り難いことに、公演全体も私自身についても多くの方から絶賛され、本当に嬉しく思います。
11/15(日) 敬専寺コンサート
君は我が心の冠 帰れソレントへ 雨降りお月さん 春よこい かなりや
夢路より アマリッリ 千の風になって 夕鶴 鞠と殿様 乾杯の歌 瑠璃色の地球
<14:00 刈谷 敬専寺>
・・・終了 このコンサートも10回目となりました。お天気もよくなって、暖かい中でのコンサートでした。
お客さまも集中して聞いてくださり、いい雰囲気で気持ちよく歌えました。
来年の11回目も11月27日に早々と決定しました。
11/21(土) 合唱オペラ「ごんぎつね」 イワシ売り役
<18:30 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール>
・・・ 終了 市民会館の大ホールで歌うのは久しぶりでした。抜粋のコンサート形式(演技あり)だったので、
客席が真っ暗ではなく、舞台から満席の2300席がよく見えてとても気分よく演じ歌うことができました。
指揮の高須道夫先生も大変喜ばれたようで、本当に良かったと思いました。
12/20(日) 下垣真希クリスマスディナーコンサート
ホワイトクリスマス もみの木 明日サンタがやって来る アヴェ・マリア シャンパンの歌
シクラメンのかおり 鉾をおさめて トゥナイト 初恋 マッティナータ 幼き頃より
メリー・ウィドウワルツ 長崎の鐘 タイム・トゥ・セイ・グッバイ 花は咲く
<18:00 東急ホテル ヴェルサイユの間>
・・・終了 9年ぶりの下垣真希さんとのクリスマスディナーショーでした。久々にマイクでの歌でした。
高価なチケットにも関わらず、200名近いお客様がおみえになったので、
彼女の集客力のすごさを改めて感じました。
ドイツ語のクリスマスソングや新作ミュージカルのアリアなど自分にとって新曲が多くて、
暗譜が大変でしたが、宗春で経験した頑張りが蘇って、なんとか間に合って本当によかったと思いました。
終了後たくさんのお客さまから絶賛されてとても嬉しかったです。
その際、皆様違う曲を挙げて褒めて下さったので、きっとどれも上手くいったのだろうなと感じました。
今年最後の本番をとても気持ちよく終えることができたので、ホッとすると共に大変嬉しいです。
・・・今年を振り返って
今年は還暦を迎えたこともあって、自分としてはとても印象深い楽しい年となりました。
久々に「井原さんちのコンサート」を開催することができ、家内が以前からやろうと言っていた
落語オペラ「たらちね」を伊藤正規さんの演出でできたのは大きな喜びでした。
秋には名古屋二期会に昨年から連続で主役に呼んでいただき「宗春」を演じきることができたのも
大変嬉しいことでした。
この歳になって、こんなビッグプロデュースの主役を歌わせていただけるとは本当に幸せ者だと感じました。
春には名古屋演奏家ソサエティーの「桜幻想」に清吉で出演させてもらい、
これも大変高い評価をいただきました。
高須道夫先生の指揮で「ごんぎつね」のイワシ売りを市民会館大ホールでさせていただいたのも、印象的でした。
中部レンダースコンサートも14年、敬専寺コンサートも10年を呼んでいただけました。
門下i cantantiの発表会では、中村暢宏さんのお蔭で、以前から夢だったプロオーケストラによる伴奏での
オペラアリアを25名に歌ってもらうことができました。
前日の発表も合わせると35名という、過去最大の規模の発表会となりました。
オーケストラ伴奏の発表会は準備がとても大変でしたが、本番を聞いていてまた是非やりたいと思いました。
合唱団イデアーレとオオスシンガーズも順調に伸びて、このところハーモニーがとても美しくなってきました。
来年はギター伴奏による「美しき水車小屋の娘」ができるのと、夢であったウィーン国立歌劇場の舞台で
歌うことができることが本当に楽しみです。
また、9月には可児オペラグルッポで私の演出アイゼンシュタインと
家内のロザリンデで公演できることが本当に有り難いです。
来年もよいお年をお迎え下さい。